作家プロフィール

FUNE作家プロフィール写真/中川佳之。FUNEのCAPを制作している様子。

中川 佳之
YOSHIYUKI NAKAGAWA

略歴
1984年生まれ。埼玉県さいたま市出身。
自分に似合う帽子を作るため、帽子の学校スダシャポー学院に入学。帽子の縫製と立体裁断の基礎を学ぶ。その後、マルシェ・ド・シャポー(エクレティコ ショールーム/東京)、中央帽子株式会社(大阪本社)、ヨコハマハンドメイドマルシェ(パシフィコ横浜)、earth garden(代々木公園/東京)、北海道帯広藤丸百貨店、福島県うすい百貨店などのイベントに出店。
イベント出店、セミオーダー、オンライン販売を行いながら、2025年よりワークショップも開始。

Profile
Born in 1984, from Saitama City, Saitama Prefecture, Japan.
Entered Suda Chapeau Academy to learn the basics of hat sewing and draping, aiming to create hats that truly suit herself.
After graduating, participated in various events including Marché de Chapeau (Eccletico Showroom, Tokyo), Chuo Boushi Co., Ltd. (Head Office, Osaka), Yokohama Handmade Marche (Pacifico Yokohama), earth garden (Yoyogi Park, Tokyo), Fujimaru Department Store (Obihiro, Hokkaido), and Usui Department Store (Fukushima).
Currently engaged in event exhibitions, semi-custom orders, and online sales, and launched workshops starting in 2025.

この度はFUNEのホームページにお越しいただき、ありがとうございます。

僕が帽子を作り始めたのは、21歳のとき。

「自分に似合う帽子が欲しい」――そんなシンプルな想いがきっかけでした。

ミシンの扱いをほとんど知らなかった僕は、帽子の学校「スダシャポー学院」に入学します。

様々な帽子を製作しながら、初等科を修了する頃に結婚し、子どもが生まれ、一度帽子作りから離れることに。

その後、3人の子どもに恵まれ、家を持つことができ、仕事も順調に進んでいました。

でも30歳になったとき、ふと「この先の10年」を考えて不安に。

順調なレールの上を歩いているはずなのに、なぜか「この道じゃない」と直感的に感じたのです。

多くの反対を押し切り、31歳で会社を辞め、帽子の学校に復学しました。

忘れていた縫製や立体裁断の基礎を学び直し、帽子と本気で向き合いはじめます。

イベントでの販売も始めましたが、現実はなかなかうまくいかず…。

今思えば、「どんな帽子を作りたいか」「帽子で何を伝えたいか」が自分の中で曖昧でした。

技術も、情熱もまだまだ未熟だったのだと思います。

そんな自分が恥ずかしくて、帽子仲間とも距離を置いていましたが、地元の小さなハンドメイドイベントには、ずっと出続けていました。

その場での出会いや支えが、もう一度帽子に向き合うきっかけをくれました。

まずは原点に戻り、「自分がかぶりたい帽子」を作ることから再スタート。

CAPをメインにしたのは、どんな世代・スタイルにも寄り添え、帽子に慣れていない人にも入りやすい形だと感じたからです。

そして、「かぶる人の声」に耳を傾けながら、被りやすさを追求するようになりました。

たとえば――

・生地の水通しからアイロン、裁断、縫製まで、一つひとつ丁寧に行うこと

・針の混入や縫いずれを防ぐため、待ち針は使わないこと

・フィット感やブリムの当たりを軽減する工夫

・平台ミシンだけで縫い上げる、時間効率の高い製法にすること など

また、環境への配慮から、布を無駄にしないためのハギレデザインを取り入れたり、

CAPキーホルダーの制作など、帽子をもっと身近に感じてもらえる取り組みも始めました。

今後は、ワークショップなどを通して、モノづくりの楽しさを広げていけたらと考えています。

人は言葉で想いを伝え合いますが、

僕にとって帽子は「気持ちや考えを表現するためのもうひとつの言語」です。

帽子を通して、たくさんのご縁に恵まれたことに、心から感謝しています。

この9年間を経て、やっとブランド名「FUNE(船)」の意味が形になりました。

これから大海原へと出航し、経験を重ねながら、あなたの旅に寄り添うCAPを届けていけたらと思います。



今まで出会ってくれたみなさんへ
そしてこれから出会うあなたへ
FUNEのCAPとともに、素敵な旅になりますように

この度はFUNEのホームページにお越しいただき、ありがとうございます。

僕が帽子を作り始めたのは、21歳のとき。

「自分に似合う帽子が欲しい」――そんなシンプルな想いがきっかけでした。
ミシンの扱いをほとんど知らなかった僕は、帽子の学校「スダシャポー学院」に入学します。
様々な帽子を製作しながら、初等科を修了する頃に結婚し、子どもが生まれ、一度帽子作りから離れることに。
その後、3人の子どもに恵まれ、家を持つことができ、仕事も順調に進んでいました。
でも30歳になったとき、ふと「この先の10年」を考えて不安に。
順調なレールの上を歩いているはずなのに、なぜか「この道じゃない」と直感的に感じたのです。

多くの反対を押し切り、31歳で会社を辞め、帽子の学校に復学しました。
忘れていた縫製や立体裁断の基礎を学び直し、帽子と本気で向き合いはじめます。
イベントでの販売も始めましたが、現実はなかなかうまくいかず…。
今思えば、「どんな帽子を作りたいか」「帽子で何を伝えたいか」が自分の中で曖昧でした。
技術も、情熱もまだまだ未熟だったのだと思います。

そんな自分が恥ずかしくて、帽子仲間とも距離を置いていましたが、地元の小さなハンドメイドイベントには、ずっと出続けていました。
その場での出会いや支えが、もう一度帽子に向き合うきっかけをくれました。

まずは原点に戻り、「自分がかぶりたい帽子」を作ることから再スタート。
CAPをメインにしたのは、どんな世代・スタイルにも寄り添え、帽子に慣れていない人にも入りやすい形だと感じたからです。

そして、「かぶる人の声」に耳を傾けながら、被りやすさを追求するようになりました。

たとえば――
・生地の水通しからアイロン、裁断、縫製まで、一つひとつ丁寧に行うこと
・針の混入や縫いずれを防ぐため、待ち針は使わないこと
・フィット感やブリムの当たりを軽減する工夫
・平台ミシンだけで縫い上げる、時間効率の高い製法にすること など

また、環境への配慮から、布を無駄にしないためのハギレデザインを取り入れたり、
CAPキーホルダーの制作など、帽子をもっと身近に感じてもらえる取り組みも始めました。
今後は、ワークショップなどを通して、モノづくりの楽しさを広げていけたらと考えています。

人は言葉で想いを伝え合いますが、
僕にとって帽子は「気持ちや考えを表現するためのもうひとつの言語」です。
帽子を通して、たくさんのご縁に恵まれたことに、心から感謝しています。

この9年間を経て、やっとブランド名「FUNE(船)」の意味が形になりました。
これから大海原へと出航し、経験を重ねながら、あなたの旅に寄り添うCAPを届けていけたらと思います。

今まで出会ってくれたみなさんへ
そしてこれから出会うあなたへ
FUNEのCAPとともに、素敵な旅になりますように

イベント出店

CAPをもっと身近に感じていただけるよう、定期的に各地のイベントに出店しています。実際に手に取って、素材やかぶり心地をお試しください!

ワークショップ

ミニチュアサイズのCAP型キーホルダーを手作りできるワークショップを開催しています。世界にひとつだけのオリジナルキーホルダー。お子さまから大人までお楽しみいただけます。

セミオーダー

お好みの生地やサイズ、細かなディテールを選んでいただける、セミオーダーCAPの製作も承っております。自分だけの特別な帽子を、一緒に形にしてみませんか?

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ACCESS

ひばりテラス118
で販売中

ひばりテラス118では
実際にCAPをご覧いただけます
ぜひお立ち寄りください

〒202-0001 
東京都西東京市ひばりヶ丘3丁目4-47

042-452-5758

受付時間
10:00〜21:00(月・水〜金)
10:00〜19:00(土・日)

駐車場有

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こちらからご連絡ください

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